1.検定合格品 |
保護帽は必ず検定合格品を選びましょう。乗用車ヘルメットや軽作業帽(バンプキャップ)は、性能や保護機能が異なります。 |
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※バンプキャップとは、車のバンパーのように、コツンと衝突したときの怪我を少なくするための帽子です。 |
2.衝撃吸収ライナー |
衝撃を吸収するための大切な部品です。墜落、転倒時に大きな効果を発揮してくれます。
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3.材質 (対溶剤) |
有機溶剤に弱い材質があります。使用環境に応じて材質を選ぶことが大切です。
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4.材質 (対高熱) |
熱可塑性樹脂の帽体では、高熱環境では強度を維持できないことがあります。
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5.材質 (対火花) |
溶接の火花が表面に付いたときに取り除きやすく、溜りにくいものを選びましょう。
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6.材質 (対超低温) |
材質によっては、極端な低温環境では強度を維持できないことがあります。
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7.材質 (対高電圧) |
交流300V(直流では750V)以上の高電圧の活線に接触するおそれがあるときは、電気用の規格に合格したものを選びましょう。
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8.重量 |
ヘルメットは長い時間かぶるものですから、「軽さ」も大事な要素です。
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9.ヘットバンド (EPA) |
自分の頭に合わせてきちんと調節するとヘルメットがぐらつかず快適に着用できます。EPA(エバ)ならば、被ったまま片手で簡単にジャストフィットできます。
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10.脱落防止の工夫 |
スウィングガードは、たすき掛け効果で後方からの衝撃でヘルメットが簡単に脱げません。
バックバンドは、後付でどんなへるめっとにも取り付けることができます。
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11.あごひもの強さ |
「外れぬように、外れるように」が理想です。衝撃を受けた際に外れない充分な強度が必要です。但し、機械に巻き込みれたときには外れるようになっていたほうが安全です。
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13.全周つば付き・溝付き |
全周つば付きは、雨や細かな落下物を防いでくれます。溝付きは、雨垂れが首筋に入るのを防ぎます。
また、どちらも側圧に強い特長をもっています。
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14.リブ形状 |
リブ(助骨状の隆起物)構造で、変形に強い帽体をつくることができます。一方で、球体の丸く平滑な形状は力を効果的に逃がし分散してくれます。角張ったスタイルだけでなく丸みを帯びたデザインも重要です。
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15.通気孔付き |
ヘルメット内部の蒸れを少なくしてくれます。二層構造タイプなら、さらに優れた通気性を得られます。
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17.ヘルメットのかぶり方 |
ヘルメットは真っ直ぐにかぶり、あごひもはきちんと締めましょう。正しく着用していないと、いざというときに充分な性能を発揮できないことがあります。
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